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2019.9.04
まだ、まだ、暑いですが9月に入りましたね!佐原です。
さて、さて。
先日、女性プロデューサー内山のお客様が『自然素材の経年変化をみてみたい』と、ご要望をいただき築8年になる私の自宅を見学にお越しいただきました。
訪問いただく3日前、娘がちょっとしたいたずらをしてTV脇の塗り壁を丸く落とす事件が発生。
生活をしているとこんな事がたまにあるんです。
でも、アイジースタイルハウスが標準採用している室内の仕上げ塗り壁材であるスペイン漆喰なら大丈夫なんです!これぐらいのキズなら、セルフでアフターメンテナンスしちゃいます!
スペイン漆喰は、石灰岩と水で構成されているので粉末状のスペイン漆喰に水をまぜたら完成。
あとはこれを壁に塗るだけなんです。
まずは、穴の周りにマスキングして霧吹きで水をふきかける。
マスキングは塗り壁の補修跡がひろがらないように貼り付けます。
霧吹きは密着が良くするために吹きかけます。
スペイン漆喰をホームセンターで売っているコテですくいあげて塗り始めます。
しっかりと密着するように押し込むように塗り上げていく。
最後に周りの塗り壁と塗り方が合うように仕上げていく。
仕上がったらマスキングを外し、周りとの塗り壁の段差をなくし、あとは乾燥するまで待つだけ!
ここまでの工程は10分程度で完了。
やる!と腰を上げるまでが時間がかかりますが、、、やり始めてしまえばなんてことはなく、別の塗り壁の傷の場所を数カ所を合わせて直して30分程度で完了します。
一般的に壁や天井に使われている仕上げ材のクロスでは破れてしまったら素人では直せない。
新築時のクロス品番は3年経つと無くなって同じデザインのクロスを用意できない為、破れた1枚だけを直す事はできず、一部屋全て貼り替える事になります。これ、結構な費用がかかるため見積りだけして実施しないお宅が多い。
クロスと違いスペイン漆喰は自分で直せるし、自分で手を加える事で愛着も増していく。
また、漆喰自体が自然素材だから劣化しない。新築時の塗り壁の状態変わらず黄ばんだりホコリがついたりしていない、8年経った我が家をみてご来場いただいたお客様もびっくりしていました。
日本の家は工業化製品を多用されていることで、経年劣化があたりまえ。
だんだんと傷みが進んでいく。
ただ、本物の素材を使えば経年劣化ではなく美化させていく事ができる。
年輪のように年月が経てば経つほど強固で美しい家になるように、素材選定の軸はぶらしません!
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