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木が家になるまで①

2020.1.25

吉田です。

 

木造建築会社ならば、製材所とは密接な関係でしょ! と思われるかもしれませんが、実は一般的には全く接点がありません。なぜなら、我々建築会社が木材を買うのは小売業者(建材・木材販売店)であり、その小売業者が製材所から木材を仕入れているというサプライチェーンがあるからです。

 

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しかしこのサプライチェーンを効率的にマネジメントする仕組み、役割がないのがこの業界の大きな課題でした。

 

っということで今は林業~丸太市場~製材所~加工会社~小売店~私達で連携して、計画的良質材生産をする仕組みを構築中です。

 

今回はその中の製材所というものを紹介します。

不揃いを整えるのが俺たちの仕事!

 

↑↑ かっこいいフレーズですよね。製材所の社長が仰っていた言葉です。

 

木は、その地域の気候、土質、山の傾斜、日当たり、方位、伐採時期、手入れ状況など様々な環境によって1本1本特性が変わります。

 

つまり、不揃い。

 

この1本1本の個性を見極めて、如何に無駄なく、将来の変形を予測し、美しい材料にするかが製材所の腕の見せ所。

 

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こうして1本ずつ木の曲がり、節の具合などを見ながら、切るラインを決めていきます。

 

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大きい丸太になると、こんな機関車のような台車に載せて加工していきます。

(この台車が本物はとてもかっこいい。)

 

そして

 

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こんなカタチに加工され、ここから乾燥させていきます。

 

ただ指定されたサイズに切るだけでなく、1本1本どの向きで、どの位置でいるかを見極めて切っているなんて聞くと、なんだかロマンを感じます。

 

また、1本ずつ異なる木ですから、その育った歴史も色々。製材しながら節や木目を見ていると、ここの目からここの目までの期間に、この木に何があったんだ!? そんなことを考えるらしいです。

 

私にはまだそれほどの目がありませんが、そんな事知ってしまったら、一日中床とにらめっこしてそうです。

 

 

ご興味がお有りの方、製材所にご一緒しませんか?

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