ブログBLOG
2020.7.26
お久しぶりです、森です。
このところ私が20代のころお世話になっていた先輩から、『年を取るとだんだん時間がたつのが早くなるから若いうちにできることをどんどんやっておいたほうがいいぞ』と
言われていた言葉を実感する毎日です。
時間がたつのが早すぎるんです。
『光陰矢の如し』といいますが本当に早すぎる。
しばらくブログから遠ざかっていましたが、そろそろ怒られそうなので これからしっかりと取り組んでいこうと思いますので改めてよろしくお願いいたします。
遠ざかってはいましたがもちろん遊んでいたわけではなく、むしろ多くのお客様のお手伝いをさせていただきながら改めて家づくりというものを勉強しなおしたりしていました。
子供のころ、大人になったら勉強しなくてよいと思っていましたが、大人になってからのほうが勉強しているということがこの世の常のようです。
夏休み中のチビッ子諸君!
子供のころに勉強することに慣れておくと、大人になってから楽だぞ!
でも『遊ぶ』こともチビッ子にとっては大事な勉強だから、机にかじりつく勉強ばかりせずにしっかりと遊べよ!
ということで先日行った現場での勉強会風景。
コーディネーターの宮田さんと基礎工事中の現場にて。
コーディネーターとしての業務の傍ら設計の勉強中の宮田さん。
このところ、基礎工事の勉強のために現場へ何回も足を運び、図面の内容が現場で実際にどのように施工されているかを観に行きました。
基礎の強度は建物の強度に大きく影響します。
その強度をどのようにして出しているかを、弊社では『構造計算』にて計算しています。
基礎に関しては、基礎のすべての部分において建物の重さと地震時等にかかる力をすべて計算し、それらの力がかかった時に安全であることを確認します。
このように、構造計算をきちんと行うと、鉄筋の数は基礎の部位ごとにかかる力によって変わってきます。
ということは、鉄筋数が建物全体でほぼ一定ということはまずありません。
現在、一般住宅では【ベタ基礎】を標準としている会社がほとんどですが、基礎の配筋を見れば、しっかりと構造計算で強度を確認しているかしていないか一目瞭然です。
強度不足にもかかわらず、『ウチはベタ基礎を標準採用しているので耐震性能はバッチリです。』と平然とのたまう住宅会社もあるのが現状です。
ということで、なんちゃって【ベタ基礎】にはご注意ください。
今日のところはここまで。
ではまた。