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経年劣化と経年美化。

2014.1.16

こんばんは、小山です。
今日はいつも以上に寒かったですね。
私の住む安城市も、霜が降りて一面真っ白になっていました。
係長の娘さんと同じく私の娘も来年中学生。
昨晩は先生宛のメッセージカードを悩みながら遅くまで書いていました。
だんだんと大人になってきているのですね。
一緒に暮らせるのもあと10年くらいかな?
考えると寂しくなるので考えないようにしていますが、
今を大事にしていきたいですね。
さて本日は『経年劣化』について
皆さん家は経年劣化するものと思われていませんか?
確かに現在の日本の主流になっている工業化製品をふんだんに使用した住宅は、
年月が経つにつれて経年劣化していきます。

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サイディング材やコーキングの劣化

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屋根材の劣化
しかし、日本には何百年もたっている老舗旅館や神社仏閣など
多くの木造建築が存在しています。
何百年の時を経ていても、趣きのある良い風合いに変化しています。
これは『経年劣化』ではなく、『経年美化』していると言っていいでしょう。
何が違うのか?
違いは明確です。
材料の違いが一番大きな要因だと思います。
戦前の建物は、木材は本物の柱を使用し、基礎には礎石、
壁には土壁を塗り漆喰仕上げ、屋根には焼き物の陶器や萱葺き、
すべて自然素材を使用していました。
しかし、現在の材料は『新建材』と呼ばれています。
これは、化学物質を駆使して材料を加工したものです。
確かに昔に比べて施工がしやすくなって、
工期短縮・コスト削減など様々な恩恵を受けることが出来るようになりました。
しかし、短いものでは数年、持っても2・30年で劣化してきます。
外壁に使用されているサイディングや屋根のスレートは、
モルタルが素材で表面に薄く塗装してあるだけです。
当然、塗り替えが必要になったり、張替えが必要になります。
室内のフローリングやクロスも20年もたてば、表面のプリントがめくれてきます。
長い年月を経てより良いものに変化していくものこそ
真のエコハウスではないでしょうか?
どちらの住宅に住みたいのか?
答えは明白ですよね。
家造りを検討するときには、見栄えだけでなく
中身もしっかり確認しておきたいものですね。
今週末は「本当に良い家つくりセミナー」を開催しています。
行動しないと何も始まりません。
ぜひ行動してみてください。

1.19澤田氏セミナー@名豊ビル.jpg

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小山 伊佐央

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