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2016.12.19
こんばんは、月曜日担当の村瀬です。
今週末にはいよいよクリスマスがあります。
うちの息子もサンタさんからのプレゼントを心待ちにしているみたいで、
最近は特にいい子にしています(笑)
今年も残すところ2週間。皆さん病気などされず、良い正月休みをとれるように
頑張っていきましょう!
さて、本日は現場での色々な養生をご紹介したいと思います。
建築における「養生」とは、
①コンクリートなど十分に硬化するまでの必要となる期間、温度、防水などの管理全般のこと
②建材のキズ防止、汚れ防止の為にシートやカバーなどで保護をすること
③塗装工事などで、塗料の飛散防止や見切りをキレイに出すためにするビニールやテープを貼ること
このように様々な意味で使われます。
今回ご紹介するのは、②の養生についてになります。
こちらは一般的によく知られる養生の床の養生になります。
弊社では養生紙の上にフロアー養生板という少し厚めの養生を敷き、
物が落ちたりしてもキズが付かないようにしております。
こちらは屋根足場の屋根の養生になります。
今回の屋根は板金屋根の為に、キズが付かないように通常の足場の敷板の下に
更に断熱材の端材を利用してクッションとして養生しております。
こちらはバルコニーの養生になります。
バルコニーのFRP防水が汚れないようにブルーシートを敷き、その上に人工芝を
敷いて養生しております。見た目にも気を使って養生しております。
上の写真2つは特に養生に気を使う仕上げで現われになる化粧材の柱や梁の養生です。
UFOという緩衝材の養生材を使用したり、合板や毛布などを使用して養生を行なっております。
勿論、弊社は0宣言なので、合板は養生で使っても、施工では使用してません!
こちらは玄関の敷居の養生になります。
敷居はアルミ製なので、直接踏んでしまうと曲がったり、キズが付いてしまう恐れがあります。
その為、職人さんの出入りの多いこの部分は、毎現場大工さんにこのような跨ぎの
踏み板を作成してもらって養生しております。
今回ご紹介した以外にも様々な部分で様々な養生を行っております。
お客様の大切なお家をきれいな状態でお引渡しする為に、大変気を使う部分でもあります。
また、養生は基本的な方法はありますが、これで正解ということはなく、監督や職人一人ひとりの
アイデアや物を大切に扱う気持ちによって、色々と進化させることも出来る部分です。
実際に職人さんが良かれと思って、勝手におこない、その後弊社で標準の養生方法として
採用された養生もいっぱいあります。
先ほどご紹介させて頂いた玄関の敷居養生は正にそうです。
是非どこか現場を見られる機会がありましたら、こんなところも見てみてはいかがでしょうか。
会社や職人さんの家づくりに対する想いや気遣いが見られると思います。
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