ブログBLOG
2019.3.11
こんばんは、村瀬です。
本日3月11日。東北の震災が発生し、8年が経ちました。
当時、私も気仙沼にボランティアへ行き、被災状況を目の当たりにして、我々の使命は、地震に強い家づくりをすることと改めて感じたのを今でも思い出します。
本日は、地震に強い家づくりの我々の取組みをご紹介したいと思います。
我々の家づくりでは、阪神淡路大震災をはじめ、被災地へボランティアとして行き、その被災状況を目の当たりにした経験と知識を元に、地震から住まい人の命を守ることができる地震に強い家づくりを実現する為に、様々な基準、工法を採用しております。
「軸組み×パネル工法」「スマート免震」「全棟構造計算」「無垢構造体」等
弊社では、柱、梁、土台等の構造体に無垢の桧材を使用しております。
桧は耐久性に優れた木材で、古くからお寺や神社などの建築に使用されています。
先日おこなった上棟でも、建物の中央に5寸(150mm)桧の通し柱が入りました。
一般的な柱は3.5寸(105mm)なので、比較をするとやはり立派で安心感があります。
先日、浜松にある製材所、プレカット工場へ見学へ行った際に、ちょうど今回上棟した建物の加工後ホヤホヤの材木を発見しました。
この材木は、下の現場写真の矢印のあたりの材料です。
丸太1本から加工され、現場に納品されお家の構造に組み込まれる。
一つ一つの部材にはストーリーがあり、多くの人の手が加わり、お家の一部となります。
こういう部分も家づくりの素敵な部分で、醍醐味ですよね。
これからも一つ一つの部材にこだわり、長持ちする家づくりを実現していければ
と思っております。