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2016.5.30
吉田です。
本日は名古屋にて、現場の検査や面談やらでした。
事務所に行くと、相棒の林君がいましたが、交わした言葉は2つくらい。
マスクをしていた私に、
「風邪ですか?」
「うん、風邪。嫁からもらった」 みたいな。。。。 やや寂しい。
さて、肝心の検査にて、春日井市のI様邸にお邪魔しました。
内部は2階床がそろそろ終わり、これから1階の床の施工に入る段階です。
外はこれから外断熱パネルの施工になります。(本日は防水検査を実施しました)
で、敷地が盛土地だったので
今日はそんな話をちょっとだけ。
結論から言いますと、元々山だったところを宅地にした場合(I様邸は山の切盛ではないようでした)
こうやって土を無駄にしない計画をするのが一般的です。
(高速道路とかもそうです。トンネルを掘って出た土は盛土区間で使用する、など。無駄のない計画がされます)
切土は元々の山の表層土を取り除いていますので強度が高い。
盛土は転圧がなされていたとしても、切土よりも強度は低い。これ通例です。
ここで大切なのは造成からどれくらいの期間が経っているか。10年以上経っていればかなり水によって締まっているので、地盤は安定してきているでしょう。
もし新しい造成地の場合は、地盤改良などをやや慎重めに設計するのがいいと思います。
では、全体的に盛土している敷地はどうなのか?
あくまで一般的な話ですが、全体的に盛土している場合、沈下したとしても全体が下がる可能性が高いです。
これに対して、切土・盛土の場合は、盛土部分だけが沈下し、建物に対して部分的な負担がかかる可能性があります。
ということで、切土・盛土の場合はより慎重に調査結果をご確認下さい。
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