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2023.9.20
壁に物を付けたいとき、例えば壁掛け時計や手摺、タオル掛けなど重たい物を引掛ける場合にビスを効かせるために壁の中に下地が必要になってきます。
こちらが外周部(外壁)の壁の中です。
横方向に取り付けられている木が胴縁(どうぶち)と言われる下地材です。ここにプラスターボード(石膏ボード)を貼り、壁を仕上げていきます。
この胴縁が下地となり、ビスなどの留め具が効く場所になります。
ビスの長さはプラスターボードが12.5㎜ですので、25㎜以上がおすすめです。
写真でもわかるように、窓上にはカーテンが付く場所になるので胴縁を多く流し、そこにカーテンを取り付ける予定をしています。
また、元々必要と分かる部分には下地を入れておきます。
写真の場所はトイレで将来的に手摺が付いてもいいように広めに下地を入れております。また、この面にはタオルハンガー、紙巻器も付く予定です。
内壁側には胴縁を入れず柱に直接プラスターボードを張るので、柱の間に下地を入れていきます。
壁のどこでもビスが効くわけではないので、工事に入る打合せの段階で「TVは壁掛けがいい」「コードレス掃除機を壁にかけて充電したい」「将来的にここに棚を自分でつけたい」など壁に下地が必要と分かる場所は事前に確認しておいた方がいいですね!
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