電気代がちょっと落ち着いてきましたね。

皆様こんにちは　山口です。

昨年の12月から急激な電気代の高騰がありましたね。

様々な要因がありますが、決して軽くない打撃を受けましたね。

それがようやく、少しではありますが落ち着いてきました。

私は、賃貸住まいではありますが、住宅自体は大手ハウスメーカーである積水ハウスさんが建築した2世帯住宅の子世帯側に住んでいますので、実際の電気料金をご紹介したいと思います。

電気代がちょっと落ち着いてきましたね。

私の実際の電気料金と使用料がこちら（12～3月）

2022年12月　20,320円（497.30kWh）　40.68円/kWh

2023年01月　21,115円（573.90kWh）　36.80円/kWh

2023年02月　13,873円（377.60kWh）　36.73円/kWh

2023年03月　5,911円（158.10kWh）　37.38円/kWh

単純に電気使用量が減ってきたという事もありますが、月々の負担額がガクッと減ってきました。

12月～2月にかけては、家電をフルに稼働させていました。

・エアコン暖房24時間稼働。

・空気清浄機24時間稼働。

・寝るときは、加湿器稼働。

・リビングで子供と過ごすときは、ホットカーペットも稼働。

・洗濯物は部屋干しなので、風を当てて乾かすために扇風機を稼働。

電気の恩恵を受けられるだけ受けてますね。

最近は、気温も上がってきたのでエアコンと加湿器の稼働は一気に減りましたね。

しかしながら、電気料金を使用量で単純に割り戻すと、大きな差は見られません。

2022年12月　40.68円/kWh

2023年01月　36.80円/kWh

2023年02月　36.73円/kWh

2023年03月　37.38円/kWh

特に01～03月にかけては、使用量が各月ごとに200kWh減っているのに、単純計算した単価に差がありません。むしろ最も使用量が少ない03月のほうが01月と02月よりも高いですね。

これはいったい何が影響しているのか、ここが大事なポイントです。

電気料金の明細を見ると「燃料費調整額」という項目があります。

この調整額が電力会社がそれぞれに定めていおり、私たちが電気を使えば使うほど費用負担が大きくなります。

燃料費調整単価は、各電力会社によって違います（2023年4月時点）。

中部電力　9.93円/kWh

中国電力　13.78円/kWh

沖縄電力　17.30円/kWh

これだけ差があります。

そして、この単価は直近2年を振り返っても大きく変化しています。

コチラは社内でプロデューサー向けに作成した勉強会資料の一部です。

以前は、マイナス単価＝値引きをしてくれていた調整単価が、今では中部電力でも9円を超える単価まで跳ね上がっています。

2022年11月～02月に新居に引っ越しをして、床下エアコンで過ごした方々は、この調整単価の上昇の影響を特に受けているはず。電気料金の明細をみて目が飛び出るほどびっくりしたはず…。

そこで政府が打ち出した施策が「電気料金の負担軽減策」というわけです。

2023年01月～09月の利用分に対して、1kWhあたり7円（税抜き6.37円）に値引きをするという政策です。（※au電気の場合、2023年09月は税込み3.5円の値引き）

ですので中部電力の場合、9.93円/kWh　→　2.93円/kWh　に軽減されます。

私の2022年の月ごとの平均電気使用量が250/kWhですので、下の写真のようなシミュレーションが成り立ちます。

この施策は、電力会社が提供している、電気料金プランの金額そのものに対して7円/kWhの値引きがされるわけではありませんので、注意が必要ですね。

各家庭で契約している電力会社の料金プランや値引きに対する告知内容をしっかりとご確認ください。

少なくとも現在は、電気料金の負担額が落ち着いていたので、その分をしっかりと貯蓄と投資に振り分けながら、今年の冬場に備えておきたいと思います。

様々な情勢が複雑に絡まり合いながら変動する電気料金。先行きを確定させることはできませんが、ネガティブに考えれば電気料金の再高騰を考え備えることができます。

電気を全く使用することなく生活をすることはできませんが、うまく付き合うことはできます。

お互い良き生活を送れるよう頑張りましょう!!

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