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2023.3.02
先日のトルコに続いて北海道でもマグニチュード6.0の地震が起こりました。
北海道も地震が多い地域です。数年に一度は大きな地震が起こっているように感じる設計の森です。
ずっと前から言われていることですがいつ起こってもおかしくないという東南海地震。
下の図は東南海地震が起こったと想定したときの被害予想震度の図です。
太平洋沿岸地域で広く震度6~7が予想されています。
今から30年以内に起こる確率が70%だか80%とのことですが、私が大学生の時に地震工学の授業で同じことを言われていた記憶があります。
そういえば、私が大学生の頃ってもうそろそろ30年になってしまうことに気づいてしまいました。
時の経つのは早いものです。
最近は東南海地震と富士山の噴火が連動して起こるということも想定されているようです。地震の被害も相当なものが予想されますが噴火の被害も相当なものだと思われます。
まず、噴火による溶岩が日本の運送の大動脈である東名高速を分断します。
それだけでも考えるのも恐ろしい状況ですが、まだあります。
富士山からの噴煙は偏西風に乗って東へ流れていきます。
愛知、静岡には来ないと喜ぶのはまだ早いですよ。
東には日本のあらゆる機能を集約した首都圏があります。
噴煙は微細なチリとなってコンピューター内部に入り込みその機能を停止させます。
首都圏のコンピューター関係がすべてストップすれば無事でいられるわけがありません。交通だけでなく、通信、医療、政治、あらゆる産業がすべてコンピューターに頼ったシステムで私たちの生活は成り立っています。
国でも本格的に対策を始めているようです。
私たちにできることは?と少しでも考えていくことが実際に災害が起こった時にどれだけ役に立つかわかりませんが、考えることは止めないで行きたいですね。
皆さまの大切な我が家の建築で私たちができることは、根拠のある耐震性を持つ建物を建てることです。アイジースタイルハウスでは、全棟構造計算を実施するだけでなく、様々な方法で建物の安全性を高めています。
大地震の被害は本当に大きく心配は尽きませんが、過去の経験に基づく防災の知恵はしっかりと活かしたいと思います。
では、また。
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