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2023.2.27
先日、北海道で最大深度5弱の地震がありました。
※写真は熊本の震災で倒壊した建物です。
地震のニュースを見るたびに、いつか来るであろう東南海地震に備える事の大切さを思い出します。家族で地震が起きた時の連絡方法、避難所の再確認をしておく事も地震に備える一つだと考えています。一度ご家族でお話をしてみては如何でしょうか?
こんばんはアイジースタイルハウスの柴田です。
本日は、お家づくりをしていく上で、皆さんからよくご質問がある耐震等級についてお話したいと思います。
耐震等級の違いを簡単にまとめると下記のような形になります。
耐震等級1は建築基準法で満たしている水準で数百年に一度の地震でも倒壊しない。
耐震等級2は建築基準法で満たしている水準の1.25倍の強度で主に学校、病院など
耐震等級3は建築基準法で満たしている水準の1.5倍の強度で主に消防署・警察署など
万が一被災した時の事を考えると防災の拠点となる建物の耐震性能が必須になりますね。
先日、お打ち合わせのI様からこんなご質問がございました。
「ネットで調べていく中で耐震等級3相当ってという建築会社がありますけど、どういった意味でしょうか?」お答えします。
耐震等級3と認められるためには、「住宅性能評価機関」の検査を受け合格する必要があります。したがって耐震等級3相当とは、3に相当する性能はあるが正式な認定を受けていない建物になります。どのような計算に基づき耐震等級3相当という根拠を出しているのか詳しく確認された方がいいと思います。
因みに検査を受けるためには10万~20万ほどの検査費用がかかります。
耐震等級3相当→建築会社独自で算出
耐震等級3→住宅性能評価機関の認可が下りている。
また耐震等級3相当場合は、エビデンスがないため地震保険の割引を適応できないケー
スが多いです。
同じ耐震等級3でも計算方法によって強度が違います。
①仕様規定による建築確認
②性能表示計算による建築確認
③許容応力度計算(構造計算)による建築確認
※①の場合での計算だと耐震等級1までしか認定は取れません。
②性能表示計算で耐震等級3を取得するのか、③許容応力度計算を行って耐震等級3を取得しているのかで建物の強度がかわります。(木造住宅の3階建ては③の計算は必須になります。)
では許容応力度計算(構造計算)はどういった計算なのか?
それは、柱・梁の一本一本、基礎に至るまですべての部材にかかる力まで計算していく緻密な計算方法です。
我々アイジースタイルハウスでは、いずれ来るであろう東南海地震に備えるために、ご家族の命と財産を守るために、許容応力度計算での耐震等級3が標準としています。
建築会社さんから「耐震等級3だから安心してください!」と言われたときにどのような計算で耐震等級3を取得しているのかしっかりと確認しましょう。
弊社の耐震性能について知りたい方は下記のリンク先から確認できまので
気になる方はぜひクリックしてみてください。
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