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2022.5.30
弊社で行っている耐震シミュレーション。
多くの場合、阪神淡路大震災の地震でシミュレーションしています。
シミュレーションなので条件を変えるとそれに応じて結果も変わってくるのでいろいろ試してみると見えてくるものがあります。
ということで、阪神淡路大震災(震度7)の何倍の地震がくるとアイジーの耐震性能の限界なのかシミュレーションしてみました。
おなじみの耐震シミュレーション画像
本当は動画で見ていただくと良いのですがかなりデータが重いので静止画で。
ちなみに震度階は震度7が最大震度階なので阪神淡路大震災のの2倍の地震も3倍の地震も震度7と分類されます。
まず軽く2倍。
軽くと言いましたがシミュレーションは地震動を2倍と入力するだけなので軽いのですが、実際に阪神淡路大震災の2倍の地震動が起これば地上に倒壊せずに残っている構造物はないでしょう。
やはり地震が始まって数秒で倒壊してしまいました。
さすがに2倍はやりすぎました。
では次に1.5倍だとどうなるか?
もう少しで倒壊ぜずに持ちそうでしたが倒壊してしまいました。
ちなみにこのシミュレーションのモデルは雑壁とか準耐力壁と言われる耐力壁ほどではないけれど耐力壁に次ぐ強度がある壁を一切入力していない安全側に作成してあります。
だからもしかすると1.5倍なら何とか耐えることができるかもしれません。
1.4倍も同様にもう少しで倒壊せずに済みそうでしたが最後には倒壊してしまいました。
では1.3倍。
何とか倒壊せずに躯体を保つことができました。
ということでアイジーの耐震性能は阪神淡路大震災の1.3倍までは倒壊せずに住んでいる人の命と財産を守ることができるようです。
※あくまで阪神淡路大震災の〇倍という条件でのシミュレーションです。
当然、間取りや地震動が変われば結果は異なります。
とまあ、こんな感じでシミュレーションが可能なこのプログラム。
このプログラムを知って始めたばかりのころはいろいろな条件を試しまくったので今ではだいたいどんな家をシミュレーションに掛けるとどんな感じに揺れるのかなんとなくわかるようになります。
他にも試してみてほしい条件があれば森まで連絡ください。
ということで今日のところはここまでです。
では、また。
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