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2021.11.15
お客様からよく聞かれる質問に
『アイジーの家は丈夫だと聞いているけど震度いくつまで耐えることができますか?』
これから家を建てようと考えている人ならかならず聞きたくなる質問だと思います。
ということで今日はこの質問にしっかりと答えていこうと思います。
これに答えるにはまず前提条件を整えておかなければなりません。
その前提条件とは【震度】とは何か?です。
震度はこう定められています。
このように定義されています。
で、何が言いたいかというとこれが震度のすべてになるので
震度7より上の階級は定義されていないということです。
つまり現在定義されている震度7は極端な話、阪神淡路大震災の地震の揺れの10倍の地震が来たとしても震度7と定義されていしまうということになります。
10倍は極端にしても前日取り上げた耐震シミュレーションで阪神淡路大震災の3倍の地震をシミュレーションしたことがあります。
結果は爆発するように建物が崩壊しました。(泣
当たり前と言えば当たり前なのですが阪神淡路大震災の3倍の揺れの地震がもしきたら崩壊しない構造物はまずないでしょう。
でもこの地震も現在の基準からすれば震度7なのです。つまり震度7の強さは無限大なのです。
可能性として考えにくいとは思うのですがゼロでない以上、技術者としてはどんな丈夫な家を計画したとしても震度7の地震の強さが無限大である以上、震度7でも大丈夫とは言い難くなります。
めんどくさい話ですが、技術者ってそんなもんです。
理系の人にはきっとわかっていただけると思います。
逆に言うとこの質問に
『あ、うちの家は丈夫なんで震度7でも大丈夫です』って
答えてしまうことができる設計士は構造に関しては信用がならないということです。
ということで技術者らしく正確にアイジーの家は震度いくつまで耐えることができるのかという質問に答えていくと
過去に日本で起こったレベルの震度7までは耐えることができる。
それ以上の地震が起こった場合には何とも言えない。
となります。
ちなみにこの【耐える】てところも定義が必要なのは以前にも取り上げた
こちらにあるように
【地震の後も住み続けることができる】を【耐える】と定義しています。
【倒壊はしていないが命を守ることができる】を【耐える】とは考えていません。
非常に回りくどい回答になってしまうのは心苦しいのですが、やはり技術者ってこんなもんです。
ということで今日のところはここまで。
では、また。
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