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2021.9.08
こんばんは。杉山です。
今日はお客様からよくある質問について
お答えします。
地盤改良工事にはいくつか種類、工法が存在しますが
私たちアイジースタイルハウスは
スーパージオ工法という置換工法を採用しています。
建物の重量分の土を鋤取り、
軽量かつ免震材であるスーパージオ材を
敷き詰める事で
建物の重量 = 土の重量
になります。
つまり、家が建っても更地の状態と同じなので
土地が軟弱地盤であっても、そもそも沈下しないというもの。
霞が関なども同じように置換工法で施工しているようです
霞が関ビルでは、排出土を32トン取り出し、ビルが建っても
沈まないようにしています。
いやいや、でもさ!
軟弱地盤、超軟弱地盤では
家建れば・・・沈むでしょ!!
と、私自身も思ったのです。
思ってしまったので
スーパージオを扱っている地震対策協会(地対協)に
問い合わせし、色々資料を取り寄せ、調べました。
歴史的建造物や昔の建物は
「礎石」とよばれる石を使って、軟弱地盤対策をしてきました。
屋根を支える柱が地面に突き刺されば、地盤が沈みますが
礎石など、平らな石を置く事で、沈みが分散されます。
これも置換の1つの方法らしいです。
簡単に説明すると上記写真です。
脱臭ゼルの上に、荷重をかけたものを置けば沈む。
平らなケースの上に荷重をかけると
分散され沈みにくくなる。
スーパージオも、直荷重がかかる基礎の下に据える事で
軟弱地盤であっても沈下を起こさないようにできています。
とはいえ、
先人の方々の知恵は知れば知るほど
素晴らしいですね!
余談ですが
こちらは、愛知県清須市にある 清洲城の跡地
清須公園に展示してあります。
※ちなみに清須公園では、清洲城や、新幹線も間近でみれるので
子供の遊び場所には最適です!
清洲城本丸の石垣の「復元」が展示されているのですが
石垣の下を見てみると・・・
枕木と胴木が 梯子状に組まれているのが分かります。
「梯子胴木」といった手法で、軟弱地盤に備え不同沈下しないように
施されていたというのです。
※清須市観光協会のHPにも掲載されています。
またまた先人の知恵!凄すぎ!
他にも 丸太を使った工法など、こちらも置換の方法らしい。
という事で
スーパージオというのは
新しくネーミングをされた
新しい工法ではなく
先人の知恵を応用した技術であるという事が
解りました。
奥が深くて面白いですね!
では、また!
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