ブログBLOG
2021.8.20
新型コロナが引き金となり、輸入材頼りだった日本の住宅産業は、根本的な見直しを迫られています。
ウッドショックで国産材が注目されていますが、人材不足や山道整備の問題、さらにはいつまで続くかわからない特需に慎重にならざるを得ないなど、住宅業界の国産材活用はまだまだハードルがいくつもあるといった所でしょうか。
そんな中、「国産材の”今”と”未来”へのヒントとなる取組み」として弊社のJAPAN WOOD PROJECTが注目されています。
前回のブログ、(木材が買えない?!その④)ではテレビ朝日さんのスーパJチャンネルで放映された内容を少し書きましたが、
今度は、、
「ウッドショックで見えた国産材の課題と注目の取組み」ということで、
【news every しずおかの特集コーナー】で紹介されるそうです。
放送日は8月下旬予定とのことで、決まりましたらまた広報します。
(昨日行われたのJAPAN WOOD PROJECTの会合にカメラが入りました)
我々住宅の設計者から山の所有者や木材製造会社などで情報を共有し、いつ、どれぐらいの木材が必要になるかを計画的に生産することで、それぞれが無理無駄なく進められます。
また、1本の丸太をどうやって効率よく使うか?もっといい方法はないか?などの意見だしも含め、月1回このような場を設けて議論しています。
3面の「MONDAY経済」(=中部地区を中心に激変する国内外の経済ニュースを深掘りする大型記事)に掲載されるとのこと。
記事はまた紹介していきます。
アメリカでは材木先物価格が暴落したとのことでしたが、確実に存在する住宅需要に支えられ、ウッドショック以前の水準までは戻っていないそう。
日本におけるウッドショックの影響が半年ほど遅れて顕在化したことを考えると、まだまだ安定しないことが予測されます。
昨日流通店さんから聞いた話では、米松や合板はウッドショック前の倍の価格だそう。。。(ちなみに弊社の新築住宅では合板は使用しておりません。)
首都圏を中心にアパート建築を行っている友人の社長は、売価に転嫁できずに数千万飲み込んだという話も。。。
ウッドショックについては、豆知識ブログでも解説しております。
まだしばらくは材木価格「高騰」の影響を受ける可能性が高いですね。。