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2021.7.19
こんにちは。
本日はM様邸の基礎の配筋検査に立ち会いをおこないました。
配筋検査は第3者機関による監査を実施しています。
基礎の配筋検査ではいろんな項目の検査を実施していますが、今回はかぶり暑さについて書いていきます。
かぶり厚さとは鉄筋からコンクリート表面mでの最短距離のことをいいます。
これは基礎の外側から鉄筋までの距離になります。
鉄筋は錆びるので錆びるから守る為にコンクリートで覆っています。
コンクリートはアルカリ性の為、コンクリートに覆われた鉄筋は錆びません。
しかしコンクリートは時間とともに中性化し、中性化になると中の鉄筋は錆び始めて
しまいます。コンクリートの中性化は非常にゆっくり進行しますが、コンクリートの厚さがあるほど内部のコンクリートの中性化は遅くなり、鉄筋の錆びを押さえることができます。それを考慮して、立ち上がり基礎側面は40㎜以上のかぶり厚さが必要と言われています。
40㎜以上あれば30年以上の安全が確保されることから40㎜以上という規定が設けられています。
第3者機関に関しては→こちら
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