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2021.7.07
最近また少しづつ始めた断捨離。
毎年年末になると定期的に行ってはいるんですが、気が付くと物が増えてしまっている有様。ものが増えればスペースが必要になるし整理が必要になります。当然、探しものが増えるなど、気が付かないうちにものにとらわれて生活していることも事実です。
やはり必要以上に物を増やさない様、普段から心掛けなければ・・・(笑)
今回はロングライフデザインについてのお話。
「ロングライフデザイン」とは人々の暮らしの中で長く使い続けられているデザインです。流行に左右されること無く長く愛され普遍的で優れたデザインの事でもあります。
例えばごく身近なもので言うと・・・
お馴染みのコンバースのシューズ。発売当初から製法やデザインがほぼ変わらない「永遠の定番」であり、世界で100年以上愛され続けているシューズでもあり、とてもシンプルで飽きの来ないデザインとも言えます。
今は物が溢れている時代。暮らしや好みが多様化し、ライフスタイルや自分らしさを自由に表現することができる時代でもあります。
長く愛されるデザイン。名作建築と言われる建物は、例外なく無駄な装飾を省いた引き算のデザインが使われシンプルな形状をしています。つまり間取り優先の凸凹した形ではなくシンプルだけれどもシンプルで単調でないカタチ。
機能的で美しい、控えめで大人しく品質が高く丈夫なこと。
家の間取りも出来るだけシンプルな方が生活しやすく、将来の変化にも柔軟に対応できます。室内も素材感が感じられる調和された空間であることが大事だと考えます。
時代に流されること無く、長く愛され続ける価値。そんな価値を追求しながらこれからもお客様の家をデザインしていければと思います。