ブログBLOG
2021.4.20
先日は岡崎市で新築建築中の物件にて中間検査に立ち会ってきました。
中間検査では、柱、梁、筋交いといった構造が図面通りに組まれているか?
耐力壁や金物の取付が所定の箇所に施工されているか?
など、お家の大切な構造部分の検査になります。
本日は、その中でも柱頭柱脚金物をご紹介します。
柱と梁の接合部分の柱の上の部分を柱頭、柱の下の部分を柱脚と言い、
柱頭柱脚金物とは、その柱と梁を接合する為の金物のことを言います。
柱頭柱脚の接合部には大きな応力が生じる為、金物を用いて接合を行います。
金物には様々な物があり、その接合部に掛かる応力の力によって、
使用する金物が変わってきます。
見た目でも分かるかもしれませんが、上の2枚の写真の金物では、下の写真の金物の
方がより大きな応力に対して使用される金物になります。
また、上の2枚の写真は同じ金物が使用されていますが、ちょっと違いがあります。
それはビスの種類です。2枚目の写真の〇で囲われた部分のビスの色が違うの
分かりますか?
これはビスの長さが違うものを使っているからです。
この柱脚金物は、床下地の上から固定している為、通常のビスの長さよりも長いものを
使用して取付けています。それがビスの長さを外して確認しなくても色で分かるように
なっています。
このように細かい部分ではありますが、大切な部分なので検査では間違いがないか
一つ一つ確認をしています。
主に施工事例を配信しております。
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