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2021.4.21
4月に入り多くの現場が動き始めました。この時期は気候も穏やかで雨天も比較的少ないことから着工が集中する時期でもあります。
まずは着工する前に設計GLを決めなければなりません。設計GLとは建物を建てる時に基準となる高さの事です。
建物を建てる際、敷地内の地面のどこの高さを基準にするかによって、完成時の周辺地盤の高さやアプローチや使い勝手にも影響が出てくることがあります。
GL設定が低すぎる場合・・・
土を埋め戻した際、余計に基礎に土が被さり雨による水はねによって建物が汚れてしまったり、敷地内で水勾配が取れず水溜まりが出来てしまったりします。
GL設定が高すぎる場合・・・
アプローチが急になることで駐車しづらくなったり、玄関ポーチの段数が増えてしまったり、場合によっては隣地に土が流れない様余分に土留めをしなければならなかったりします。
原則は道路より高くする事、また排水勾配が取れる高さに設定すること。建物と敷地、建物と道路との高さ関係は、掘削土の処分や外構、住んでからの生活に影響を及ぼしますのでGL設定はとても重要です。
また計画する際、周囲の環境にも考慮しなければなりません。住宅地においてはお隣の敷地よりGLを上げすぎてしまうと場合によっては日当たりが悪くなったとクレームになるケースもありますので注意が必要です。
当社では建物だけでなく将来的な使い勝手、外構計画も含めご提案をさせていただきます。是非お気軽に相談下さい!!
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