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2021.4.19
このところガソリン価格が高騰しています。
今後、世界情勢としてエネルギー単価は上がることはあっても下がることは考えにくいからこそ、どこもかしこも『省エネ』【省エネ】言われているんだと思います。
何にでもいえることですがコストを抑えるにはどこにどれくらいのコストがかかっているかを認識したうえでボリュームの一番大きなところから抑えることができるか考えていくことが大切です。
で、住宅の何に一番エネルギーがかかっていると思うか宮田さんに聞いてみました。
『冷房です。』
一番欲しかった回答ありがとうございます。(ヤラセとかシコミとか)
多くの人がそう思っているのではないでしょうか。
こちらの図をご覧ください。
左の円グラフはどの用途に一番エネルギーがかかっていると認識しているかのアンケート結果です。『冷房』には多くの人がかなりのエネルギーがかかっていると感じているということが分かります。あと、『暖房』も多いですね。
次に右の円グラフは実際にどの用途にどれくらいのエネルギーがかかっているかの割合を表したものです。
『冷房』は左の30%に対して実際には右の2%程度しかかかっていないということです。ということは冷房をどれだけ我慢してもエネルギー効率の観点からすれば2%の効果しかないわけです。
『本当か?』とか思いません?
私自身も冷房って電気代がすごくかかるのでできる限りガマンしたほうが電気代の節約になるというイメージがあります。
ただしそのイメージって子供のころ親から口を酸っぱくして言われ続けたことに起因してるということを大人になって建築を勉強してはじめて知りました。
昔のエアコンは今ほど高効率でなく熱効率でいえば今の3倍から4倍は性能が低いものでだったので同じ1℃を下げるだけでも今のエアコンより3倍電気代がかかっていました。。また高価だったため『贅沢品』という位置づけだったように思います。
さらに冷房と暖房を【熱の移動させる機械】として考えます。
まず冷房で外気温が35℃で室内の設定温度を28℃とすると35℃から28℃を引いて7℃分だけ熱が移動したことになります。
次に暖房は外気温が0℃で設定温度が25℃だとすると25度から0℃を引いて25℃分の熱を移動させたことになります。
当たり前ですが冷房は外気温を冷やす、暖房は外気温を暖めるものですが熱を移動させるのには冷やす1℃と暖める1℃は同じエネルギーがかかります。
ということは冷房は7℃の熱の移動、暖房は25度の移動させるエネルギーが必要になります。
単純に冷房より暖房が3倍はエネルギーがかかるということです。
ということで冷房より暖房にエネルギーがかかるということが理解いただけたと思います。
で、話を戻すと冒頭にも伝えたようにコストを抑えるにはどこにどれくらいのコストがかかっているかを認識したうえでボリュームの一番大きなところから抑えることができるか考えていくことが大切です。
なので抑えることを考える順番としては
①給湯
②暖房
③照明、家電
の順で考えていくと効果的だということです。
ということでお湯の使用は控えめに、暖房の設定温度は20℃で照明はLEDを使いこまめに切る。ということを実践していくと効率的に省エネできます。
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ということで、ではまた。