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2021.4.05
4月から住宅の新築にも省エネ性能の説明義務がスタートしました。
多分弊社の断熱性能なら何の問題なく基準はクリアーできると思ったので一瞬だけスルーしようかとも思いましたが説明義務化ともなると何を説明しなければならないかということを文字だらけでわかりにくい国交省のHPを見て勉強せざるを得ません。
ということで気は進みませんでしたが文字だらけでわかりにくい国交省のHPを見てみたところ
分かりやすくなっている!!!
文字だらけでわかりにくいとか言ってすみませんでした。
上の図がメチャクチャわかりやすかったのでこれで終了なんですけどそれではあまりにあれなんでもう少し説明していこうと思います。
簡単に言うと、これから新築する住宅のエネルギー消費量(上の図右辺)が基準値(上の図左辺)を下回ってればオッケーってことです。
で、基準となるエネルギー消費量ってのは上の図の左にあるように平成25年の省エネ基準の断熱性能を持つ住宅で平成24年のころの標準的な設備機器を使った時のエネルギー消費量をもとに床面積から算出されます。
ということはクリアしなければならない基準とは7,8年前の標準的な住宅が基準ってことです。
今から7,8年前の断熱性能と設備機器のエネルギー消費量なのでクリアして当たり前すぎて説明しなければならない意味が分からないぐらい当たり前にクリアできてしまう基準ということがご理解いただけたのではないでしょうか。
説明しろと言われれば説明しますけどもう少し基準を上げてほしかったってのが設計士としての本音です。
ってゆうかこの性能って少し前にとん挫した日本全国で新築する住宅に義務化されるっていわれてた基準じゃなかったっけ?この省エネ性能を義務化できなかったから説明を義務化ってことになったと考えると様々な外圧に対しての国交省の官僚の方々の苦渋の決断を感じざるを得ません。これからも頑張ってください。応援しています!
ということで、ではまた。
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