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基礎工事 基準②

2021.2.22

本日は先週の続きで基礎工事です。

その中でも鉄筋工事の部分のかぶり厚さと結束について説明していきます。

上記の写真はかぶり厚さを計測している写真です。

かぶり厚さ:鉄筋からコンクリート表面までの最短距離のことをいいます。

ではなぜかぶり厚さが必要なのでしょうか。

鉄筋は錆びてしまうので錆びまら守為にコンクリートで覆われています。

コンクリートはアルカリ性の為コンクリートに覆われた鉄筋は錆びることはありません。しかしコンクリートも時間とともに中性化していきます。コンクリートの厚さがあるほど内部のコンクリートの中性化は遅くなり、鉄筋の錆びをおさえることがきるためです。

その為かぶり厚さは大切な距離になってきます。

立ち上がり側面のかぶり厚さは40mm以上と規定されています。

結束はコンクリートを打設し硬化するまでの間に所定のかぶり厚さ鉄筋の間隔・位置がずれないようにおこなうものです。

 

鉄筋も3本結束が禁止されています。

鉄筋が重なりすぎてしまうと鉄筋の周りにコンクリートがうまく覆われなくなるためです。

 

次回も基礎工事の続きを書いていきたいと思います。

 

 

 

 

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