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2021.2.05
いま担当している社員の家で木格子ができていました!
とてもきれいですよね。
どのように作っていくのか皆さんご存知でしょうか?
今回はこの木格子がどのように作られたのか、あとは職人さんのこだわりをご紹介します。
角材を1本1本天井に通して固定していると思われることが多いのですが、実は違います。
最初は床に角材を並べながら木格子を作成していきます。
床の厚さが今回30ミリだったので床との段差ができないように30ミリ×60ミリの厚さの角材を設けます。
その次に同じ大きさの角材を垂直に均等の幅になるように、
この角材の端材を挟みながらズレがないように裏からビスで固定していきます。
裏から固定することで格子ができたときにビスが見えずにスッキリきれいになります。
その次に天井ボードと下地材あらかじめ固定したものを同じように均等な幅で固定をしていきます。
このボード部分には後ほど漆喰塗り壁作業のときに左官屋さんが隙間を漆喰塗りを塗っていただきます。
はじめの格子材を同じように固定しなかった理由は、
完成したときに格子が天井から突き刺さっているような感じにしたいからです。
突き刺さっているように見えることで、格子がありつつ天井は繋がっているように感じられます。
角材の両端が固定されたら最後に天井と床に固定をして木格子の出来上がりです!
納品される木の角材はそれぞれ自然の木特有の色の違いが見られます。
大工さんのこだわりで明るめの木を窓側からグラデーションになるように配置したそうです。
理由は太陽の光が当たったときに綺麗な光のグラデーションが映えるからとのことでした。
細かい部分までこだわりを持って作業をしていただいて素敵な木格子が出来あがりました!
今回は和モダンのテイストのお宅になっています。
なので木格子を畳とフローリングの間に設けることで和室は落ち着いた空間になりながらも開放的な空間になります。
大工工事が終盤に差し掛かっています。
出来あがりが楽しみですね!
こちらの新築プロデューサー内田さんのお宅は3月20日~28日に見学会を予定しているのでお楽しみに!
それでは。
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