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2021.1.08
前回の瓦屋根のつくりかたをご紹介に続いて、
今回は板金屋根のつくりかたをご紹介したいと思います。
前回のおさらい
アイジースタイルハウスの屋根はガルバリウム鋼板の場合と瓦の場合があります。
ガルバリウム鋼板の場合でも瓦の場合でも、まずはじめに大工さんが屋根用の下地である野地板を取り付けていきます。
そのあとから少しづつ作業内容が変わっていきます。
アイジースタイルハウスで使用しているガルバリウム鋼板とは
ガルバリウムという合金でメッキされた金属板のことです。
ブリキとかトタンなどと言われる金属板の分類に入り、メッキされる金属の種類によって名前分けがされるそうです。
その中でガルバリウム鋼板は長寿命だと言われています。
野地板が貼られた後にプラスターボードを載せていきます。
これを行うことで野地板の時に比べて凹凸が少なくなるため、板金がきれいに仕上がるようにしています。
瓦屋根のときにこの作業をしない理由は瓦は板金のように薄い板ではなく変形しないためです。
その後は屋根防水紙のルーフィングシートを施工しています。
防水検査が完了してから板金の施工を行います。
段ごとに一枚の板金を使用しております。
端部は職人さんが一枚づつ切断と折り曲げを行っております。
高所での職人作業になるので見ていて感心してしまいます。
最近板金屋根が完了した物件は屋根勾配が急だったので職人さんですら最初はヒヤヒヤしてしまうと言っていました。
チェックの際に屋根に上りましたがヒヤヒヤどころかゾワゾワしてしまいました。
素敵な屋根が完成しました!
板金屋根の場合は瓦屋根の時より緩い勾配でも施工が可能になるのでシンプルモダンな家でよく採用されています。
シンプルモダン以外にも縦向きや横向きの施工方法があるので和風から洋風まで様々な雰囲気に合わせることができます。
今の時期は冬の寒さと風が吹いてきてとても寒いです。さらに夏場は直射日光が当たりとても暑い。そして、勾配の足元での作業となるので大変な作業だなと感じます。
防寒対策をして過ごしましょう!
それでは。