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2020.11.14
こんにちは、林です。
本日はやっと完成した浜松エモトープの庭の様子を確認とこれから色々と掲載する為の写真の立ち合いの為、浜松へ。
私自身は写真撮影する技術も細やかさも足りませんので、実行するのは企画の寺田さんです。とにかく控えめな性格ですが、我々の作るクリエイティブ系はほぼ彼が一手に引き受けています。
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そんな寺田さんが撮った写真を元に今日のお話が”太陽に素直な住まいづくり”
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御覧の様に、今回エモトープ浜松ではどっさりと植栽を入れて雑木の庭を作りましたが、写真を見てお分かりの様に、今の季節は葉っぱが少ないので枝ばっかりです。
正直、写真の見栄えとしては良い季節ではありませんが、住まいに日差しを取り込まなければならないこれからの季節では、葉が落ちている事も大事なポイントです。
1年中緑豊かな常緑樹ですと、木々と葉が日差しを遮りすぎてしまうので、住まいの中に太陽の光が入って来ません。そうなると日差しの暖かさが住まいの中に取り込めませんので、結局電気やガスのエネルギーに大きく依存した暮らしになってしまいます。
写真の様な落葉樹をしっかり入れる事で夏は日差しを遮り、冬は住まいの奥まで入り込んでくる気持ちの良い、そしてエネルギー的にも合理的な暮らしが創られます。
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この写真でお話したいのは、右にある照明です。
天然ヒノキの余り材の柱の上にアクリルケースをかぶせただけのシンプルな照明です。中にソーラー照明を置いていますので、昼間集めた太陽の力で夜暖かな灯りになってくれるという優れものです。
チョットした細工程度ではありますが、0エネルギーの工夫として今回入れらせてもらいました。夜はこの照明が良い感じに中庭を灯してくれますので、これからの季節夕方に御来場頂くのも良いかも知れませんね。