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2020.11.05
2050年には、日本国内の温暖化ガスの排出をゼロにする『カーボンニュートラル宣言』を菅総理が所信演説で発表していましたね。
我々が扱っている住宅業界でも、現在脱炭素対策が必要に迫られています。
脱炭素対策って何すればいいの?と知らない人も多いと思います。
住宅でできる対策は、次の順番で行うことが有効とされています。
1、断熱性能を高くすることで、冷暖房時に逃げる熱を少なくする
2、省エネ設備を使用することで、効率よくエネルギーを使用する
3、再生可能エネルギー(ソーラーなど)を使用し、エネルギーを創出する
2・3を対策しても、無駄ではありませんが、エネルギーの無駄使いになりますので、まずは断熱性能をアップさせることをお勧めします。
断熱性能を表す数値で外皮平均熱還流率(Ua値)で表すことができます。
この数字は少なければ少ないほど、熱が逃げにくい性能になります。
過去の変遷からみていくと
断熱等級2 旧基準 Ua値1.67
1980年 アルミサッシ・シングルガラス、20-40ミリ程度の断熱材
断熱等級3 新基準 Ua値1.54
1992年 アルミサッシ・シングルガラス、20-60ミリ程度の断熱材
断熱等級4 次世代基準 Ua値0.87
1999年 アルミサッシ・複層ガラス、100-160ミリ程度の断熱材
HEAT20 G1 Ua値0.56
アルミサッシ・複層Low-eガラス、100-230ミリ程度の断熱材
HEAT20 G2 Ua値0.46以下
樹脂サッシ・複層Low-eガラス、150-230ミリ程度の断熱材
アイジーの断熱性能は?
Ua値0.46以下のHEAT20G2グレードをクリアーしています。
外周面には、EPSボードで外張り断熱
窓はオール樹脂+Low-eアルゴンガス入りの複層ガラス
室内壁には、調湿効果のあるセルロースファイバーを使用
天井にもセルロースファイバーを200ミリ以上
基礎にはウレタン系発泡断熱材を吹き付けしています。
そんな、HEAT20G2グレードを生で見ることのできるイベント。
構造見学会が今月8日(日)に瀬戸市で開催します。写真クリックください。
ぜひG2グレードの断熱性能を体感ください。
来れないという方も、明日6日14:30~インスタライブを開催します。
ぜひ、ご覧ください。
小山でした。