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2020.8.07
こんばんは、村瀬です。
本日は、先日完成したU様邸の吹抜けをご紹介します。
今回この吹抜けの納まりについては、施工前からどのように納めるか大変悩みました。
何を悩んだかというと、
その① キャットウォーク
普通に施工すると表面か裏側にキャットウォークの格子を固定する為のビス頭が
見えてしまいます。これが見えないようにする。それで勿論丈夫な造りにするにはどうするか?
と色々考え、このように仕上がりました。固定するビスの跡もなく、きれいに出来ました!
その② 下からの見栄え
先ほど紹介したキャットウォークや2階の床材は梁の上に乗っています。
下から見た時にいかに違和感なく、見栄えよく見せるかで、小口の隙間埋めの材の形状、材種を
どのようにするか検討し、このように仕上がりました。どうでしょうか?
その③ 階段の羽目板の納まり
今回表面に細かいスリットが入った杉の羽目板を使いました。この材料がきれいに見えるように
天井や隣り合う壁との取り合いの見切り材に関しても色々と大きさや形状について検討しました。写真ではあまり分かりにくいかもしれませが、小口スリットの羽目板を邪魔しない程度の
納まりになったのではないかと思います。
図面の状態から仕上がった状況をイメージして、どのような材料を使い、どのような納まりに
したら、長持ちし、見栄えもよくなるのか?そして、それが完成した時に自分が思い描いた通りに
仕上がった時に監督の醍醐味を感じます。
今回の吹抜けは、割れながら上手に納めれたと思います!
明日より3日間、こちらの現場で完成見学会を開催します。
是非、自己満足の吹抜けを見に来て下さい!
新築完成見学会 8月8日(土)、9日(日)、10日(月) in名古屋市北区