ブログBLOG
2019.7.24
みなさんお元気ですか?小林です。
ここ数日は、梅雨明けか?と思わせるような天気。
8月上旬には気温が急上昇し、暑い暑い夏がやってくるようです。
しかし、連日どこかで局所的豪雨が発生し、冠水、落雷と身に危険を感じる日々が続きますね。
災害から身を守るにはどうしたらよいでしょうか?
ぜひ一緒に学んでいただき、安全な家づくりを実現させましょう!
前述どおり、災害から身を守る、安全な家づくりは、私たちの家づくりにおける最重要テーマです。特に、地震に対しては、家づくりの情報、設計技術などは進化をしております。
先日、とある建築セミナーに参加してきた際、『工務店が今やるべき事』のひとつとして、構造や省エネルギーへの取組についてお話を聞いてきましたが、まさに同感でした。
その講師の方が多くの工務店に『なぜ?耐震や省エネに積極的に取り組まないのか?』と質問すると、こんな回答が返ってくるそうです。
完全な業者側の視点。。。とても遺憾に思いました。
住宅を車に例えて説明して頂きました。一般の方にも分かりやすいと思います。
車の業界であれば、安全の為のエアバックは標準装備で、お客様が選択するものではありません。また、燃費もそこそこでいいよ(一部の趣味の車は別として・・・)とは決して言わないでしょう。
しかし、建築業界では建物の安全性や省エネ性をお客様に選択させたり、コストUPを理由にお客様が望んでいないと勝手に決めつけています。
終まいには、自分達には経験や実績、そして何より培ってきた匠の技と勘があるから大丈夫、と根拠の無い事を言ったりします。
これではいけませんよね。
私たちには、『命を守る建物をつくる』使命があります。
私たちは以前より、全棟構造計算をしてきました。
これは、建築基準法の耐震基準をクリアするだけでは、必ず命と財産を守れるとは限らないからです。
実際、熊本震災では、築年数の浅い建物、長期優良住宅の建物も倒壊した記録があります。
更に、いくら身を守れたとしても、結局のところ傾いてしまえば住み続ける事ができず、建替えするか更地にせざるを得ないのが現実で、みなさんにこの現実が重くのしかかっています。
少なくとも私たちが建てる家では、このような悲惨なことは起こしたくないのです。
そこで、構造計算は当然の事、今では最新の『耐震シュミレーション』を使って、1棟1棟プランとともに安全性の確認をしつ進めています。
このように『見える化』することによって、お客様にもその安全性を理解してもらう事ができ、安心してプランのお打合せをしていただけます。
しかし、まずは最低限の基礎知識を持つことは大切です。
デザインや使いやすい間取り、これらはもちろん大切です。しかし、それは耐震や省エネなど基本性能が土台にあって初めて意味を成すこと。
当社では定期的に『家づくり勉強会』を開催しております。
勿論、個別相談も可能です。
ぜひ、お気軽にご来店ください。