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2024.1.28
みなさん こんにちは 山口です。
寒い日が続きますね。
家の中で太陽の光が良くあたるところは、ぽかぽかして気持ち良く過ごせるのになぁと思っていたところ、ちょうど長久手モデルハウスに来ているので、お昼13:45の日射の入る角度など計測してみました。
余談ですが、私の1歳10か月の長男が最近、恐竜のおもちゃを持って「がおがお‼がおがお‼」と家中歩き回るようになりました。また、おかあさんといっしょの「からだだだんだん」もずいぶん上手に踊れるようになりました。
あっという間に様々なことができるようになっていて感動です。
さて、本題へ入りましょう。
冬の寒い時期には、エアコンなどの暖房器具を使用して暖を取りますが、太陽の温かさはどれだけ使っても無料の暖房器具となります。
夏とは打って変わって、冬の太陽光は積極的に家の中に取り入れたいところ。
また、お打合せの中で「日当たりの良い家にしたい」というご要望は多くいただきますが、「日当たりの悪い家にしてください」と言われたことはありません。
でも実際にどれくらいの日が入るのかわからないというご不安もあると思います。
実際に、長久手モデルハウスのリビングについている掃き出し窓からどれくらいの日が入っているのか見てみましょう。
こちらが、1月27日(土)午後1時45分の日当たりの写真です。
家の中まで日が入ってることが分かります。
建物自体は、真南(180°)に対して163°。東に17°顔を振っています。
太陽が入っている角度は、およそ210°真南に対して30°西から日が入ってきます。
その状況下で日が入っている距離を計測。
窓の外には庇が付いています。
そのため一部の太陽光は遮られることになりますが、窓枠のレールから直線距離でおよそ1.1mまで日が入っています。
とはいえ、写真を見てわかるように太陽光は窓に対してまっすぐに入っているのではなく、斜めに入ってきています。まっすぐに入る時間帯では、さらに建物の中まで光が入ってくるということが推測できます。
今回の実測から、この日のこの時間の太陽光の入射角を簡易計算すると、およそ46°の角度で入ってきていることが分かります。
長久手モデルハウスにご来場いただくお客様から「暑い時期の太陽光はどれくらい遮ることができますか?」とご質問いただくことがあります。
こちらも外壁から庇の先端までの長さと高さを基に簡易計算をするとこうなります。
入射角58.4°。
ちなみに求め方は、
外壁から庇の先端まで:1.6m
床から庇の先端までの高さ:2.6m
この2つの数字から角度θを求めることで簡易計算ができます。
話が戻りますが、太陽光の入射角が約58°より高い位置から入ってくる場合は、家の中に直射日光が入らないということです。
春分・秋分の太陽角度がおよそ55°であることから、日が長くなり気温が上昇する時期には太陽光を遮ることができる設計になっています。
一年で最も暑く感じる大暑の時期である7月下旬の太陽光角度は、およそ75°。
暑さの残る8月下旬の太陽光角度は、およそ63.5°。
つまり、窓に対して正面から太陽光が入るという場合に限定してですが、長久手モデルハウスの庇は、夏の暑い直射日光は遮ることができ、窓から室内に入ってこないということが分かります。
もちろん、窓に対して太陽の光が入ってくる角度など様々な要因が実際には関わってきます。ですので、日射のコントロールは、単純に窓の大きさや庇の長さだけではなく、シャッターや窓の外にサンシェードのタープなどを付けたりして行うことが必要になります。
これから住宅を建築する方にとって、参考情報の1つになると幸いです。
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