JAPAN WOOD PROJECT sustainabilty
林業の衰退
日本は国土の3分の2を森林が占める木材資源に恵まれた国です。
しかし、1960年代から国産材の供給は低下の一途をたどっています。
今も多くの森林資源がありますが、林業の衰退が著しく、120以上あった製材所も、今や15程度に減りました。
本来、近くの里山の恵みを受け、生きていく日本文化を継承する為にも、林業や地場産業は守り育てていかねばなりませんが、現実は厳しい状況にあります。
地場産業の衰退事例は数多くありますが、日本独特の複雑な流通と連携不足も問題解決を阻害しています。
お客様、工務店のニーズに対して製材工場が直接的関与をして商品のイノベーションをしていくことも不可欠と我々は考えました。
私達、アイジースタイルハウスは、日本三大人工美林の一つに数えられる静岡県天竜の木材を使い、
住まいと暮らしを創ります。
柱や梁などの構造材だけでなく、床や枠、また家具などの造作材にも使用し、
山に眠る大径材と呼ばれるヒノキと杉で家を建てるのです。
そして住宅産業~林業を一つとする為、私達は「JAPAN WOOD PROJECT」を立ち上げました。
新たな国産材の価値を創造すると共に、価格面でも国際競争力を意識した取組みを始めることが、
各産業の再生につながり、更に大きな視点で言えば日本の再生につながることになると信じています。
JAPAN WOOD PROJECTの実績(2019年1月~2020年1月)
約1年間で、檜躯体の戸建て住宅を42棟を建築
使用丸太 | 径約140mm | 4,900本 | 約300m³ |
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径約220mm | 464本 | 約70m³ | |
径約280mm | 678本 | 約170m³ | |
径約360mm | 190本 | 約80m³ | |
合計 620m³ |
県森林組合連合会
檜の県内出荷量 11,250m³
620/11,250 = 5.5%使用
①建具の製品化 (FSC化を準備)
②パネル(ハギ板)化と造作棚の作成、等
仕上材、化粧材としての活用により、従来の「下地材」としての活用と比べ、遥かに高い付加価値を生む材料として、端材も無駄なく活用しています。
サステナビリティ
Sustainability