ブログBLOG
2021.3.07
毎月第1日曜日に更新をしているTOMO’sキッチンです。
長久手モデルハウスのプレオープン・グランドオープンでオーナー様にお会いし、『料理が好きなんですね』『昔のアップルタルトが印象に残ってる』などお声がけを頂きました。中には『本当に作ってるんですか?』と聞かれることも…。もちろん、すべて私自身が作って、写真は自撮りしています。
今日は、久しぶりに凝った料理をしたい気分でしたので、ちょっと本気(ガチ)でつくってみた、という趣旨で更新をします。
いつもの2倍は長い記事になりますのでお時間に暇のある方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
今回は、ちょっと本気でつくってみました。最近、YouTubeで見て食べたいと思った『カブのロースト』です。
まずは材料を紹介。
・小カブ 2個
・鶏がらスープ 50cc
・塩
・酢
・バター 10g
続いて、カブの下処理をしていきます。
何事も準備が大事。準備ができていれば、料理も仕事も8割は仕上がっているといっていいでしょう(山口の経験に基づく)。
まずは、カブを切り分けましょう。
こんな感じで、茎のところで切り分けます。
続いてそれぞれ別々に準備します。
まずは、実から。
10分程、水に浸けておきます。
茎の根元に砂が多く入り込んでいるので、水を含ませて砂を取り除く準備です。
水に浸している間に、茎と葉をソースにします。
茎と葉は、4等分にします。
こんな感じ。
切り分けたら、洗って、炒めてソースにします。
まずは、オリーブオイルと一緒に炒めます。
カブの茎や葉は苦みが多いですが、火を通すことで美味しくなります。
下味の塩も少々。
2分ほどでしんなりとしてきます。
ちょっとくたっと感ありますよね。
これくらいになったら、鶏がらスープを入れます。
ちなみに、鶏がらスープは、味が濃いくらいがちょうどよいです。カブ本体には味付けをしないので、カブの淡い繊細な味わいとちょうど合わさって良い具合になるので、ちょっと濃いくらいでOK。
スープがなくなるまで煮含めます。
これくらいまで茎と葉がスープを吸ったら、ソースにするためにブレンダーに掛けます。
ハンドブレンダーに入れたら、回すだけ。
こんな感じ(↑)だったものが、こんな感じ(↓)になります。
このままでは繊維質が口に触り、口当たりが悪いので、濾します。
少し粗目のざるでも十分に濾すことが出来ます。
スパチュラを使って濾してあげるとこんな感じになりました。
はい。これでソースの完成です。ここまでで約10分。ちょうどカブを水に浸している間にできますよ。
・
続いてカブの下処理です。
水に浸したカブの茎の根元を掃除します。
かぶの根元を竹串を使って掃除します。
ぐりぐりすると水が出てきます。
下の写真が出てきた砂です。
結構出てくるでしょ?
このお掃除をしないといざ実食の時に砂を噛んでジャリっとします。
続いて、皮を取ります。
茎の根元の固くて繊維質が強い所を取るだけでも良いですが、今回はすべて剥きます。
剥き終わるとこんな感じ。
はい。きれいになりました。
剥いた皮のきれいなところを選んで、ラぺにします。
お酢と塩と混ぜるだけ。マリネとも言いますね。これがまた食べるときに良いアクセントになるわけですよ。はい。
本体は4等分にして、時短のためレンチンします。
本当は180℃のオーブンで30分程火を通そうかと思いましたが、作り始めたのが夜22時を過ぎていたので断念。
耐熱ガラスボウルに入れて600Wで2分。
竹串がスッと入る位のやわらかさになります。
触感を楽しみたい方は、もう少し時間を短くしてもGOOD!!
仕上げにカブの表面に焼き入れをします。
ここでTOMO’sPoint!!テストに出るので要注意ですよ。
カブの表面にオイルを塗ってあげます。
こうすることで、全面にオイルがまわり、きれいに焼き目が付きやすくなります。
断面を下にして、中火で火にかけます。
もともと中まで火が通っているので、短い時間でさっと焼き色をつけます。
全面に焼き色がついてきたら、香りづけのバターを投入。
バターが焦げる前に、さっと和えたら完成です!!
・
最後は盛り付けです。
白いお皿にまずはソースを敷きます。
ソースの上に、かわのラぺを散らします。
最後にこの上に、カブを乗せます。
後は冷める前に食べましょう!!
ちなみに皆さんお気づきですか?今回のこのメニューはカブ以外の食材を使っておりません。カブを余すことなく使ってこの料理をつくってみました。
天竜のヒノキを余すことなく使うJapanWoodProjectと同じですね。
今回は、時間と手間をしっかりかけて1品仕上げました。私の奥様の反応も抜群に良かったです。たまには本気で料理してみるのも楽しいですね。もちろん後片付けしながら、反省会もしますが…。今回の反省点は、テフロンフライパンで火入れをしたので、鉄フライパンでもっと高温で火入れをしたら表面がカリッとなって触感にふくらみが出たかなぁ、と思います。
次もまた何か作っていこうと思います。
ではでは。
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では、また。
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