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2021.2.28
凍えるような寒さも抜けてだんだんと春めいてきましたね。
エモトープの庭には緑が一杯。落ち葉の時期から今後は草取りの時期になります。
自然をふんだんに感じられるこれが心を豊かにしてくれる。
弊社では漆喰の壁、天井を標準で採用しています。
住宅の室内壁は一般的に壁紙ですよね。
壁紙は紙だと思っている方が多くいらっしゃいますが、
実は正式名称が塩化ビニールクロスという名前なんです。
名前の通り、紙だと思っていたクロスは実はビニールなんです。
ビニールもメリット、デメリットありますが漆喰と比べた時に
漆喰の方が快適に暮らしていくうえでのメリットが多くあるため漆喰を標準採用としています。
今回は漆喰壁のメリットだけだなくデメリットもお伝えできればと思います。
1 調湿性能に優れている
これが一番オーナー様に喜ばれる事ですが、室内干しを夜にすると朝には乾いてくれる。
早く乾くので生乾きの嫌な臭いもしない。
漆喰は微細な多孔質の素材の為、優れた吸湿・放湿性があります。
室内の湿気が多いと吸ってくれて、湿気が少ないと放湿してくれる。
結果的に結露防止につながりカビの抑制する事ができます
2 時間が経っても劣化しない
築年数が経った家のクロスは黄ばみや剥がれる。
その為、15年に一度の張り替えをするのが一般的と言われますが、
漆喰は自然の素材の為、長い年月が経っても劣化しないのです。
また、ビニールクロスと違い静電気が発生しない為、
ほこりが壁に付着する事がなくきれいな状態を保ってくれます。
実際に私の自宅も築10年となりましたが掃除は特にしていませんが、
新築時と劣らない綺麗さを保ってくれています。
3 メンテナンス性に優れている
劣化しない項目でもお伝えしましたが、ほこりが付かないので掃除は何もしなくて良いです。
はがれた、削れた場合はその部分だけ塗り足せば良いのです。
塗り足しはプロに任せずに自分たちで簡単にできます。
漆喰は水と漆喰の粉だけで形成されていますので、この二つを混ぜて塗るだけ。
汚れに関しては漆喰自体に自浄作用があるため、ある一定の所までは漆喰自体が綺麗にしてくれます。
ひどい汚れの場合に関してはこのあとお手入れ方法をお伝えします。
4 抗菌性に優れている
漆喰は強アルカリ性という性質。
この強アルカリ性は殺菌剤として使われる成分と一緒なので細菌やカビ発生しにくいのです。
人間に害があるのでは?と思われる方もいらっしゃると思いますが、
しっかりと乾燥させ、硬化した漆喰壁は触っても全く問題ありませんのでご安心ください。
1 手間と時間のかかる施工
ビニールクロスと違い作業工程が多く時間と手間がかかります。
また、左官屋さんの手塗りが仕上げとなるため技術力も要求されます。
一種の壁面巨大アートをつくり出しているような物のです。
2 ひび割れの起きる可能性
施工下地の状態や施工環境の影響を受けてひび割れが発生する事があります。
これはクロスも同様ですがクロスよりも品質の高い下地処理が求められます。
よって、大工工事の施工品質向上が必要不可欠となります。
3 価格がクロスよりもコストが高い
一般的にビニールクロスが1,000円~1,500円/㎡に比べ、
漆喰は4,000円~6,000円/㎡と初期導入コストが高くなります。
弊社ではこのコスト差をより少なくするために全棟の壁・天井を塗り壁を採用し、
大量仕入れによるコスト、左官職人さんの作業量増加によるコストを低減を実現させています。
我が家も築10年となり、小学生の長女、長男が平気で壁を汚しくれる。
メリットでも書いた自浄作用によって多くの場所は勝手にきれいになってくれているのですが、
部分的に汚れがひどいところは自浄作用でもおちません。
そこでそこを綺麗にする方法がこちら。
①市販の漂白剤を水で4倍に薄めます。
②霧吹きを使って汚れの周りに吹きかけます。
※このときに床や他の木部に付着すると脱色されてしまいますので周辺に養生などをしてご注意ください。
③30分ほど放置。
④30分経ったら今度は霧吹きに水を入れて吹きかけて中和させます。
あとは自然に乾くのを待つだけです。
※汚れが落ちていない場合は綺麗な歯ブラシで軽くこすって落す、もしくはこれを繰り返しおこなうと綺麗になると思います。
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